雑貨好きで、いつかわ自分でオシャレな雑貨屋さんを開業したいと思っている方は少なくないと思います。
このblogでは、雑貨屋を開業したいと思っている方向けに、役に立つ情報を発信しています。
雑貨屋の開業には資格・免許は必要?
雑貨屋は何を販売するかによって、店のスタイル、雰囲気も大きく変わってきますが、一般的に生鮮食品などは扱わずに、おしゃれな日用品、生活雑貨、衣料品、化粧品など多種多様な商品を扱うお店のことです。
雑貨屋の開業には、資格や免許は必要ありません。
ただしアンティークや古着などを扱う場合には「古物商許可申請」が必要になります。中古品を扱う場合は事前に申請をしておきましょう。
また、最近よく見かける「カフェ&雑貨」のお店をやりたいのであれば、「食品衛生責任者」を置き「飲食店営業許可申請」をとる必要があります。収容人数(スタッフ+お客様)が30人以上になる規模のカフェの場合、「防火管理者」を置く必要があります。
あなたにしかできない個性のある雑貨屋へ ーコンセプトー
雑貨屋 を開業して、経営していくのに大事なことは、その店のコンセプトを明確にすることです。あなたにしかできない個性のある 雑貨屋 にするのです。
昨今、 雑貨屋 はトレンドにものって店舗数が増えてきています。ただ雑貨を販売をするだけなら立地の良い場所にあるチェーン店などにお客は流れてしまいます。
でも、「あの店の 雑貨オシャレ!」、「ペットと一緒に行ける」、「カフェと併設されていて良い」「あの店の雰囲気最高」「とにかくお得」など、他店に負けないアピールポイントをコンセプトにいかしていけば良いのです。
コンセプトによって、店の立地やメニュー、内装、集客方法も変わってきます。
コンセプトの作り方
コンセプトを作るには、あなたが作りたい 雑貨屋 の姿をイメージしてください。
あなたのお気に入りの 雑貨屋 の良い所、悪い所など具体的にまとめてみるのもコンセプト作りの手助けになるかもしれません。
コンセプトを考えるためのポイントは次の3つです。
ポイントは2つ
- どんな人に向けた雑貨屋にしたいか(ターゲット層)
- お店のアピールポイントは何か(独自性)
これらは全て、お店の個性を出し、他の店との差別化をはかるために必要なことです。色々な 雑貨屋 を見て回り、どんな 雑貨屋 をどんな人が、どんな時に利用しているのかをリサーチしてみてください。そうすれば、あなたの店のアピールポイントが明確になっていくはずです。それがコンセプトになっていくのです。
ビジネスでも良く利用されるコンセプトシートを作ってみてはいかがでしょうか。
あなたが、思い描いたコンセプトを文字にすることで、考えも整理ができ、違ったアイデアも生まれてきたりします。そしてコンセプトシートを使えば、開業準備に協力してくれる人達とも、あなたの考えを共有しやすくなすのです。
- いつ
- どこで
- なぜ
- 何を
- 誰に
- いくらで
- どのように
この7つの項目について、自分の考えていることを書きだしていきましょう。頭の中に散らばっていた内容を文字におこすことで、よりコンセプトが明確になっていくはずです。
雑貨屋の開業資金は?
雑貨屋を開業するのに必要な資金は600万円位が目安だと思ってください。
小さな店舗を借りて、雑貨屋を開業するときの費用を簡単にまとめてみました。
- 店舗契約に関わる費用(100万)
- 内外装費(100万)
- 商品の仕入れ(300万)
- 人件費(20万)
- 備品類の購入費用(80万)
費用については、店の規模、扱う商品によっても変わってきますので、あくまで目安をお考えください。
開業資金を抑えるポイント
開業時には、まとまった費用が必要になってきますので、できれば費用は節約する努力もしましょう。具体的には、以下のようなことに気をつけると費用を抑えやすくなります。
- 居抜きなど、設備がもともと整っているお店を選ぶ
- 出資者を募ったり共同経営者と一緒に開業したりする
- 備品や内装など、自分で作れるものは作る
- 設備、備品を中古で購入する
最も費用を抑えやすいのは、「居抜き物件」を利用する方法です。居抜きとは、以前にその物件で開業していた内装や食器、設備などが残された店舗のこと。もともと雑貨屋を経営していた店舗であれば、設備や備品をそのまま使うことができることが多いため、開業資金を大幅に抑えることができます。
また、一人で開業すると500〜600万円を一人で用意しなくてはなりませんが、二人で開業すれば一人あたり用意する金額は250〜300万円と、一気に敷居が低くなります。趣味や価値観が似ていて、同じように雑貨屋を開業したいと思っている友人・知人がいるなら、誘ってみるのも一つの手です。
雑貨屋経営のポイント
見込み客、新規客、常連客に対して、アプローチを考えましょう。
- 見込み客
まだ店にきたことのないお客様には、ホームページやSNSを通じて店の存在をしってもらいましょう。 - 新規客
ポイントカードなどをつくって、また来たくなるような仕掛けを考えましょう。 - 常連客
親密度を深めていくために、常連様向けのイベントやキャンペーンを打ちましょう。
店の雰囲気づくりが大切!
店のコンセプトに合わせた店の雰囲気づくりが重要なポイントです。あなたの店の雰囲気がお客様の好みに合ったときに、そのお客様はリピーターになってくれるでしょう。