英語リーディング力を上達させる方法

学校の英語授業で、比較的リーディングには時間を割いてきているはずなのに、英文を読むのが苦手という人もいます。特に、TOEICや英検などの資格試験を受けるときには、いかに速く正確に英文が読めるかというのは、大きくスコアを左右する要因になりますね。そうでなくも、ビジネス文章や英文メールで、リーディングが遅くてイライラする人もいるのではないでしょうか。英語リーディングを上達させるためにはどのようなことが必要なのでしょうか。
英語リーディング苦手感をなくす
まず、日本人の場合、基本の英語文法や読解力は学校の英語教育でかなりのレベルをクリアしています。それでもリーディングが苦手と感じる人は多いわけですが、「リーディング苦手だな」と思っている気持ちを切り替えることをおすすめします。なんでもそうですが、苦手と思っていると、積極的に練習できません。英語のリーディングに苦手感を持っている人は、英文を見ただけで拒絶反応を示してしまったりしませんか。それでは、積極的に英文を読もうという気持ちにはなりませんよね。ネイティブだって、他人の英文を読んで100％理解できないこともありますし、勘違いすることもあります。ですので、まずは英文を読むことに対するネガティブな気持ちを捨て去ってみましょう。
自分の好きなことに関して読む
英語リーディングを上達させるためには、たくさんの英文に触れることが必要です。もちろん、さまざまなスタイルの英文に挑戦することが大切ですが、まず最初は自分の好きな分野や興味がある内容についての英文を選んで読んでみてください。好きなことや興味のあることなら、理解しやすいですし、多少分からない単語があっても理解したいと思って読み進めることができるものです。だたし、だからといってあまりに難易度が高いものを選ぶのはおすすめできません。ざっと目を通してみて、見たことのない単語が多すぎるものは練習素材として向きません。また、いきなりとても長い英語記事に挑戦するのも無謀でしょう。
完璧主義でなくていい
英語のリーディングを行う時に、すべての単語を完璧に理解しようとする人がいます。その姿勢はとても良いと思いますが、あまりに100％理解しようとこだわり過ぎるとだんだんと練習するのが嫌になってくるものです。リーディングの具体的な進め方として、1回目の読解はざっと目を通して大意を理解する、2回目の読解はわからない単語の中でも文章を理解するためにカギとなっている重要単語を調べながら読む、という具体に段階的に進めるのがよいでしょう。最終的には、完璧に理解できればベストですが、80％くらいの理解でも構いません。
速読の練習も
また、読むスピードも大切です。分からない単語はとにかく飛ばして、ざっと意味をくみ取る練習を組み込んでみてください。こうすることで、資格試験の読解力対策にもなるでしょう。