現代人と生活習慣病、オメガ3の関係

高血圧・高脂血症・糖尿病といった病気は生活習慣病と呼ばれていて、現代人の食生活の欧米化による影響が大きいと考えられています。
食生活以外にも運動習慣や喫煙、飲酒、ストレスといった生活習慣も関係していますが、特に食生活の影響が大きいため、食事を見直すことが生活習慣病の改善には欠かせないと言われています。

偏った食事や偏食などにより動脈硬化を発症すると、動脈の老化が起きたり、動脈の壁に脂質が貯まるようになります。すると血管の弾力性が低下したり、血管の中が狭くなってしまいます。

これを放置しておくと、狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気、脳梗塞、下肢に現れる閉塞性動脈硬化症(ASO)などの合併症のリスクが高くなります。

これを防ぐのに良いと言われているのが、オメガ3系と呼ばれる多価不飽和脂肪酸です。EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった魚介類や海藻類に多く含まれている成分で、血中コレステロールを下げる働きがあります。

不飽和脂肪酸には動物性脂肪に含まれるアラキドン酸のようなものもありますが、これは動脈硬化を促進させてしまう働きがあります。

一方、二重結合を持つ不飽和脂肪酸のなかで、3番目の炭素原子に二重結合を持つEPAやDHAのようなオメガ3系脂肪酸は、動脈硬化を防ぐ働きがあります。

コレステロールを下げる薬を服用している高脂血症の日本人18,500人を半分に分けて、半数に高純度EPA製剤(医療用医薬品)を5年間投与した調査では、EPA製剤を服用した人はしなかった人に比べて心臓病のリスクが5年間で約19%低下したという報告もあります。
つまり、臨床試験でも、オメガ3系脂肪酸には生活習慣病である心臓病を防ぐ効果が確認されたということです。

オメガ3系脂肪酸のなかでも、特に血液をサラサラにしたり、固まりにくくさせたり、血液中の脂肪を下げたり、血管の弾力性を保つ効果が高いと言われているのはEPAです。
血液がサラサラになる理由は、赤血球を柔らかくしたり、血小板が凝集してしまうのを防ぐ効果があるからです。コレステロールや中性脂肪が下がるのは、脂質代謝が改善されるからです。

オメガ3系脂肪酸が多く含まれているのはサバ、マグロなどの青魚です。サバに1,600mg/100g、マグロには1,400mg/100gのEPAが含まれています。
オメガ3系脂肪酸を摂取することで、欧米化の食事によって増大する生活習慣病のリスクを減らすことができます。

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